ノンケのちんこ

行きつけのガールズバーの女子大生バイト珠美ちゃんが俺の目下のお気に入りなんだが、男性にはあんまり興味がないんだそうだ。
「ビアンとはちょっと違うと思うんだけど、かわいい女の子が好きなんだよねー」などと言っている。
男性に興味ないのに何でガールズバーでバイトしてんの?と言うのはもっともな疑問だとは思うが、じゃあ風俗やメンズエステのお姉さんたちは男性との出会い目当てで仕事しているの?と返されたら答えようがない。別に珠美ちゃんは女の子が好きなのであって男性を嫌っているわけではないのだ。
そんな珠美ちゃんの交友関係は幅広い。
「ゲイの友達がいるんだけどさ、レンタル彼氏やってるんだよ」
レンタル彼氏をやってるゲイ?相手は男性?と聞くと、普通に女性相手なんだそうだ。
「本気で好きになってしまうこともないし、割り切って仕事できるんだって。本人はノンケのちんこ大好きなのにねー」
飲んでいたジントニックを吹き出しかかった。いくら客が少ないからって、店内でちんこはないだろう、ちんこは。
「女の子相手にお金稼いでさ、プライベートではそのお金でノンケのちんこ漁ってるんだよ。世の中、そんなもんじゃないのかね?」
ニューハーフとの出会いを求めるゲイではないノンケの僕の成功体験談
ないのかね?と言われても、俺にはゲイの友達はいないからわからないが、自分の趣味嗜好が仕事に直結しないことは確かだ。要はいかに仕事は仕事と割り切れる職業に就くかであって、その意味ではゲイの友達も珠美ちゃんも適した職業についているのかもしれないな、と思った。
「ま、あいつの真の狙いはさ、同僚らしいよ。レンタル彼氏同士の恋愛ってのもいいんじゃないかな?」
いわゆる職場恋愛か。そっちの方が現実的なのかもしれない。
「さて、私、そろそろ上がりの時間だから。またね!」
11時を回り、珠美ちゃんは俺にウインクすると奥へと下がっていった。
代わりの女の子がつくまでの間、俺は物思いにふけっていた。職場恋愛しようにも俺の職場にはろくな女がいない。だから、こうしてガールズバーに通ってそっち方面の欲求は満たしているのだよな。
ふと、外を見ると、私服に着替えた珠美ちゃんが同僚で年下の明美ちゃんと腕を組んで退出していっていた。それは完全にメスの顔だった。
君も職場恋愛目当てなんかい!
男の娘との出会い
レズ掲示板

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